大西時計店と服部時計店(現セイコーHD)は、今年ともに創業140周年を迎えたことを記念し、
合同で記念展を開催致します。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
日本のものづくり「時計の歴史」を振り返る
セイコーミュージアム所蔵のコレクションを特別展示
ー 展示内容 ー
■関東大震災で溶解した懐中時計
1923( 大正12) 年9 月、関東大震災による火災で大きな被害を受けた服部時計店(現セイコーHD) は、顧客から修理のために預かっていた1500個余りの時計も焼失してしまいます。
顧客に迷惑をかけないことを優先した創業者の服部金太郎は新聞広告を出し、新品への無償交換を呼びかけました。
この出来事は、当時大きな話題となり、現在へとつながる信頼の礎を築くこととなりました。
※レプリカ展示となります。
■セイコーの製品史を振り返る貴重な歴代モデル
タイムキーパー
1895年(明治28年)
初めての懐中時計「タイムキーパー」の製造を開始
1894年に勃発した日清戦争による好景気に後押しされ、生産能力が著しく向上する中で、掛時計に次いで開発に着手したのが懐中時計でした。技術陣は輸入品の懐中時計をベースに試作・研究を重ね、1895年、セイコー初の懐中時計「タイムキーパー」を完成させました。
※展示品は1897年製です。
ローレル
1913年(大正2年)
国産初の腕時計「ローレル」の開発
まだ懐中時計が主流だった大正初期、やがて来るであろう腕時計の時代に備え、セイコーは腕時計の試作・研究を続けました。そして、1913年、国産初となる腕時計「ローレル」を完成させました。しかし、当時の技術では、小さい腕時計の製造は困難を極め、懐中時計の生産が1日200個程度だったのに対し、ローレルは1日30個程度の生産が限度だったといわれています。
初代グランドセイコー
1960年(昭和35年)
スイスのクロノメーター優秀級に匹敵する高精度を誇るグランドセイコーを発売
大いに生産数を伸ばした1950年代、腕時計の機種を広げるとともにセイコーとしての最高の精度を追求する機運が高まり、組立・調整、外装仕様、検査などに当時の最高の技術・技能を盛り込んだ、セイコーの頂点モデルとして1960年に誕生したのが「グランドセイコー」でした。スイス公認歩度検定局のクロノメーター優秀級基準に準拠する、社内の厳密な精度検査に合格したもののみ商品化され、歩度証明書つきで販売されました。
クォーツアストロン
1969年(昭和44年)
世界初のクオーツ式腕時計「クオーツ アストロン」を発売
1969(昭和44)年12月25日に世界初のクオーツ腕時計「セイコークオーツアストロン35SQ」を発売します。価格が45万円と当時の大衆車と同等の価格でした。
当時、各社各様のクオーツの方式が開発されますが、後にセイコー方式に収斂し世界標準方式となった事実は、セイコーの技術の卓越性と先見性が証明されたといえます。
その他、貴重な歴史的モデルを多数展示いたしております。
セイコー創業140周年記念限定モデル
記念展ご購入特典
記念展開催期間中は、対象の商品をご購入いただいた方に特典をご用意致しております。
11万円以上の腕時計のご成約で
銀座・和光のお菓子をプレゼントいたします。
(数に限りがございますので品切れの場合はご容赦くださいませ。)
2021年11月3日(水)~11月16日(火)まで
帯屋町アーケード内
大西時計店2階特別展示スペース
10:30~17:30
※開催期間中は、水曜日も営業しております。
混雑時には入場制限をさせて頂く場合がございます。
感染拡大状況によっては内容の変更・中止となる場合がございます。
マスクの着用など、新型コロナウイルス感染対策へのご協力をお願いいたします。