SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ
今なお高い評価を得ている1970年代の自動巻クロノグラフを
デザインソースとして、現代的にアップグレード
本作は、1972年に発売して今なお当時のデザインが高い評価を得ている、「キャリバー6138」を搭載したクロノグラフをデザインソースにしています。その流線形のケースや、エレガントなブレスレット、時分針とストップウオッチ針を見分けやすいツートーンのダイヤル、先端がオレンジ色のストップウオッチ針などを受け継ぎました。ケースやブレスレットには最新の技術を取り入れることで、加工精度の高い、より美しい造形を実現しています。ケースには、クラシカルな円状のヘアライン仕上げを施しました。ブレスレットは、しなやかに動く細かいピッチのこまで構成しており、エレガントなデザインでありながらもケースの重量をしっかりと支える、腕なじみの良い構造です。
本作に搭載されるキャリバー8R48は、部品の設計・開発から、部品製造、組立、調整、検査までを自社で一貫して行っているクロノグラフムーブメントです。主にスタート時の指針ずれや針飛びを抑制し、優れた計時精度を実現する「垂直クラッチ」に加え、確実な操作感や安定した動作を実現する「ピラーホイール(コラムホイール)」など、「1969 スピードタイマー」※から脈々と受け継がれる技術が更に進化を遂げて搭載されており、信頼性や堅牢性、さらにはメンテナンス性までも重視した設計となっています。
※「1969スピードタイマー」
1969年に商品化された、「垂直クラッチ」を搭載した世界初の自動巻クロノグラフ。