キングセイコー KSK「藤波」
歴史と未来が交錯する東京で、人々に今も変わらず愛されるものを、
有機的な型打模様と美しいグラデーションダイヤルで表現
キングセイコーは、東京・亀戸に存在したセイコーの時計工場「第二精工舎」で1961年に誕生し、1960年代後半から1970年代にかけて、国産機械式腕時計の発展を牽引したブランドです。
高級腕時計としての性能を備え、先進的なデザインにも挑戦し続けてきました。
藤の花を模した型打模様と柔らかな薄紫色のグラデーションを組み合わせ、
亀戸天神社の藤波を表現したダイヤル
当時の工場の近くに佇む、1662年創建の亀戸天神社には見応えのある藤棚があり、春になると、たくさんの藤の花が咲き誇る様子を見に多くの人々が訪れています。
本作は、藤棚に咲く無数の花々が、風が吹くと波のように動くさま(藤波)を、立体的な新しい型打模様に柔らかな薄紫色のグラデーションを重ねることで表現しました。