【FM高知】ラジオ放送日でした
2023.11.06
第一月曜日は、ラジオ出演しています。
毎月第一月曜日は、FM高知にて、ラジオ出演しております。
普段は腕時計の注目モデルのご紹介や、時計の歴史や構造について主にお話ししていますが、
今回は、金のお取引についてお話しさせていただました。
国内金価格が10000円を突破して、さらに注目を集めている金。
連日 過去最高値を更新しているということもあり、最近、金のニュースをよく見るな、
と皆さんもお感じになられているところではないでしょうか。
実際に大西時計店の店頭でも資産用の金地金の売買取引に来店される方が増えていますし、
身の回りのアクセサリーなどを売りに来られる方も多くなっています。
大西時計店は高知県唯一の田中貴金属特約店、地金流通協会の登録店として金地金の売買取引を行っております。
私,文野も普段はファイナンシャルプランナーとして店頭で金のお取引についての相談をお受けしています。
さて、8月に国内金価格として初の10000円の大台に乗せて以降も、上昇傾向で推移してきた金価格なのですが、
現在の金価格の上昇には、やはり中東地域での戦線拡大など地政学的リスクへの懸念が大きく影響しております。
そして、やはり円安ですね。
国内金価格は海外ドル建て価格がもとになっていますので、円/ドルの為替相場の動きも変動の要因になり、
基本的に、円安は国内価格の上昇理由の一つになってまいります。
資産としての金の特長
金は、金自体がモノとして価値を持っている実物資産です。
国や企業など発行体の信用によりその価値が左右される株や債権のような紙の資産とは違って、金はそのものに価値があり、発行体を持たないことから、価値がなくりません。
国際的に金融市場が不安定になると金価格は上昇する傾向があり、他の資産の目減りを補ってくれるため「資産の保険」と呼ばれたりもしています。
また、老後の蓄えのような長期的な資産形成を考えたときに、心配なのが、
インフレ発生時にお金の価値が目減りしてしまうおそれがあることではないでしょうか。
今の100万円が10年後、20年後の100万円と同じ価値があるとは限らない、というのは、インフレリスクの説明の際によく用いられる言葉であって、
海外では時代とともにモノの値段は上がっていくものだ、と認知されていることが多かったりするのですが、
デフレが続いた時代もある日本では、これまでなかなか実感がわきにくかったかも知れませんね。
モノとしての価値を持つ実物資産の金を保有することで、
将来起こりうる現金価値の目減り分を補い資産の価値を保全できるメリットがあると言われています。
金を買うにはどうすればいいの?
現物の金投資には大きく分けて二つの方法があり、
一つが、いわゆるインゴットなどと呼ばれる金を固めた地金や、投資用の金貨を購入する方法です。
5gから予算に合わせて購入していただくことが可能で、また、大西時計店の店頭で売却もしていただけます。
もう一つが、純金積立で保有する方法です。
貯金感覚で毎月一定額を購入していきますので、価格変動リスクを抑える効果が期待でき、値動きを気にしすぎることなく思い立った時に初めていただけます。
どちらの方法で取引をするにしても、短期的な値動きを期待するのでなく、10年、20年先の資産を保全する手段として、余裕のある資金で金を購入しながら、いざという時の備えとして保有していただく。
それが、金が持つ資産としてのメリットをいかすポイントだと言えます。
また、近年、金のジュエリーや金製ケースの腕時計をお求めいただくケースも増えています。
資産用のインゴットほど直接的でなく、日常で楽しんで使っていただける貴金属製品は、資産用商品と比べて気軽に購入することができ、お子様やお孫様へのプレゼントとしても大変人気です。
資産用地金、そして貴金属ジュエリーや工芸品など、お客様のニーズに合わせて、ご提案させていただきますので、お気軽にご相談いただければと存じます。